創己ゼミの考え方・方針 · 2018/12/19

「やる気が出ないんです、先生どうしよう」っていう相談がよくあります。「やる気」についてです。

誰にもやる気でない時期や日ってあるように当然子ども達にもあります。

先ずは相談してくる時点で○です。本人やらなきゃいけないと分かっててその気になれなくて困ってるわけです。そんな状態はいけないのは分かってて親には言えないしどうしようって。スマホ、ＹｏｕＴｕｂｅ、ゲーム、マンガ、テレビ等に逃げちゃったりして。

こんな時はどう対応するのか。先ずは「そんなんじゃ受からないぞ」とか言わないってことでしょうか。困っている人に正論をぶつけたり怒ったりって逆効果かと思います。

どんな感じでやる気になれてないのか、いつからかなど状況を聞かずしてサポート、アドバイスはできないのでまずは話を聞きます。

グチでも何でも良いので今の自分の状態を自分の口から説明し自分で今の自分を確認させる。「やらなきゃいけないけどやる気でないんだよ」って言うことが大事です。

次に「じゃーどうしようか」って投げかけたりするんです。そうすると「わかんない」って返ってきたりします。「わかんないかー、じゃーこのままじゃヤバいよね、受からないよね」って返します。

こんな繰り返しを展開していくと自分で考えることで段々頭が冴えてきて「とりあえず勉強するかー」となったりします。こんなパターンが全てではありませんが、モヤモヤした気持ちがほぐれていくのは確かです。

個々に性格、気質、状況が違うのでそれぞれの展開になっていきますが、大事なのは人が迷ってる状態の時に、気合いを入れるためにとかで怒ったり責めたりしないこと。勉強したり受験で合格したりするのは全部生徒本人なので、強制的にやらせても続かないし、効率も悪い。

人のやる気って「出すもんじゃなくて気づくと出てるもんだ」と思います。やる気スイッチがあるわけでもなく、やってたら夢中になってきたとかやりたかったから、ほしかったから等の内面的要素による行動が先のように思ってます。

目標が持てないんだったら、先ずはやりやすそうなものから「やってみる」が重要です。やってる内に段々「やる気になってる自分」に気づきますよ。あと、やりやすい場所に自分を置くこともやる気のきっかけになります。やる気を出したいなら自立トレーニングしにくるとイイですよ。

この仕組みが分かると自分で自分をコントロールできるようになりますよ。興味がある子は教えるので聞きに来てね。一緒に頑張って行きましょう。(⌒▽⌒)

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創己ゼミ　山口博久

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